筆者はフリーランスのwebライターとして、夫の休日に好きな場所に滞在しながらワーケーションを楽しんでいます。
最近、筆者と同じようにように「フリーランスやノマドワーカーとしてバンライフ&ワーケーションをしたい!」という声が多く聞かれるようになりましたが、大半の方が現在フリーランスではなく会社勤め。
会社勤めの方は毎日会社まで通勤する必要があるため、なかなか気軽にワーケーションを楽しむことは難しいですよね。
では本業は難しくとも「副業からスタートする」というのはどうでしょうか。
筆者のようにwebライターとして副業をスタートすれば、休日に観光地に出かけてワーケーションを楽しんだり、カフェにでかけて記事を書いたりと、ノマドワーカーとして働くことは可能なんです。
実際わたしはフリーランスのwebライターとして仕事をしているため、夫の仕事の日は自宅で、休日はパソコン持参で好きな場所へ行き、滞在先で仕事をすることができています。
では筆者と同じように「webライターとして働きたい」と思った場合、どのようにして仕事を見つけたら良いのでしょうか。
今回の記事では「webライターの仕事の探し方」と題して、実際に複数メディアと契約しライター業をしている筆者が、webライターの仕事の始め方について解説していきたいと思います。
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webライターの仕事、どうやって探してる?
実は先日、ツイッターのDMで以下のような質問をいただきました。
「ライター未経験者はどうやってライターの仕事を始めればよいですか?」
ライター経験のある方でなければ特に、どうやったらwebライターになれるのか、どうやって仕事を見つけるのかが疑問としてあると思います。
未経験者だけでなく現在webライターとして働いている方も含め、ライターの仕事を見つける方法は主に以下の4つになると思います。
①「クラウドワークス」のようなお仕事をする人と人を募集している人とをつなぐサービスを利用して応募して働く
②ライター募集しているサイトに応募して働く
③ブログを書いて執筆経験を作り、ブログ記事と同カテゴリーのサイトに応募して働く
④友人・知人から仕事を依頼してもらって働く
だいたいはこの4点になってくるかと思いますが、それぞれのやり方やメリット・デメリットについて以下で解説していきます。
①クラウドソーシングサイトを利用する
1番最初にご紹介する方法は、「クラウドワークス」や「ランサーズ」のような仕事をしたい人と、働いてくれる人を探している会社や個人を繋ぐ「クラウドソーシング」というサービスを利用して働くことです。
この方法の場合のメリットは、未経験者でも簡単に応募でき、仕事がもらえること。応募後にテストライティングがある場合も多いですが、未経験者可能の募集案件を簡単に見つけることができるため、特にライター未経験者におすすめです。
未経験者でも容易に仕事が探せる点がメリットではありますが、もちろんデメリットもあります。そのデメリットは主に2つ。
1つめのデメリットは、実績を積むまで(最初のうちは)単価がびっくりするくらい安いこと。単価は未経験スタートだと1500〜2000文字書いても200円とか500円とか、そんな募集が多い印象です。
もちろん、長く続けて実績を上げれば単価の高い仕事にも応募できるようになり、しっかりとした金額を稼げるようにはなりますが、そこまでの道のりがかなり長く、途中で挫折してしまう人が多いようです。
そして2つ目のデメリットは記名記事(自分の名前を出せる記事)を書けるサイトの募集が少ないことです(個人的な感覚ですが)。
記名記事というのは、私の場合は「haru.さんが書いている記事」というのがわかる表記がある記事のことですね。
記名記事が書けるとそのサイトのライターページなどで自分の記事だけを紹介することができるので、次に別サイトに応募したり、自分の実績を示すときなどライターページのURLを提示するだけで済むといったメリットがあります。
逆に記名記事として納品できないと、その記事を自分が書いているという証明ができないため、実績として提示しづらいかと思います。
(↓私が記事を執筆しているサイトのライターページ。以下のようなページを提示するだけでどんな記事が書けるか提示できるので、別のサイトにライター応募する際に役立ちます)
ハウジー
ヨムーノ
https://www.o-uccino.jp/article/editors/524
DRIMO
https://news.drimo.jp/author/haru/
私はもともとフード専門のカメラマンとしてお仕事をしていたので、執筆サイトもフード関連が多めですが、その分フード系のサイトへの応募はライターページを提示するだけで完了することができます。
さらに記名記事として書けない案件の場合ですが、案件によっては自分が書いた記事であることを伏せるように指示されることもあります。
その場合は利用しているクラウドソーシング以外の場所でライター実績として提示することが不可能になり、ずっと登録しているクラウドソーシングサイト上でしか新規の仕事を探すことができない、といったことにつながるんですよね。
先々仕事を増やしたい、活動を広げたいと考えているのであれば、クラウドソーシングサイトで仕事をスタートする場合であっても「記名記事として執筆をさせてもらえる案件に応募する必要がある」ということを最低限覚えておく必要があるでしょう。
ここまではクラウドソーシングについてデメリットばかりお話しをしてしまいましたが、最初にお話ししたように未経験者さんがライター業を手軽にスタートする手段としては、クラウドソーシングサイトはかなりおすすめです。
ブログ運営など「しばらくは収入0円」という働き方ではなく、「最初から報酬が欲しい!」「記名記事でなくても良いので手軽にライターとして働きたい」という場合であれば、クラウドソーシングからスタートするのがよいでしょう。
クラウドソーシングサイトであれば、ライターとして必要な基礎知識などを働きながら得ることもできます。ご自身の希望や生活に合わせて、適切な方をチョイスしてみてくださいね。
②webライターを募集しているサイトに応募して働く
先ほどご紹介した私が執筆しているサイトですが、いずれのサイトもお仕事の始める際の応募方法は、②の「ライター募集しているサイトに応募して働く」に該当します。
どのサイトも応募の際にライター募集していたり、それ以前に募集をかけていたサイトだったので、こちらから応募したり声かけをしてお仕事をいただいています。
例えば、
https://hrmos.co/pages/trustridge/jobs/0000218
こちらのサイトもフード系ですがライター募集をしています。
単価は1文字0.8円〜のようです。
文字単価で報酬をいただけるサイトと、1本あたりいくらなど記事単価が決まっているサイトとあります。
クラウドワークスだと1文字0.2円なんてのもあって、ちょっとやる気失せるのが現実です(笑)
初心者は0.25〜0.5円が相場のようで、経験を積んでも平均すると1文字1〜2円程度のようですね。
執筆経験者や執筆サイトのカテゴリに関連した専門的な知識があると、文字単価は上がる傾向にあるように思います。
③ブログを書いて執筆経験を作り応募して働く
特にライター経験のない未経験者の場合、せっかくライターを募集しているサイトをみつけても、未経験であるがために応募自体ができないということがあります。
未経験者が数多くのサイトにライターとして応募する場合に役立つのが「ブログ」。
ライター経験者のみを募集しているサイトでも「ブログがある方は応募可能」となっているサイトがいくつかあります。
なので、サイトの採用担当者が判断できる文章を提示できればOKということになり、いくつか記事をアップして更新しているブログがあれば、そのブログ記事を提示することで応募が可能となる場合があります。
また自分が執筆してみたいと思うサイトやその同カテゴリーのサイトが、未経験者OKでライター募集していないかをみてみるのも良いと思いますよ!(募集しているサイトはだいたいトップページにライター募集のリンクがあります)
ブログをスタートしたいけれど解説するのが難しいのでは?という方には、専門知識無しでもブログ解説ができる、初心者にも優しいサービスがおすすめ。
以下のサービスは、ブログを始めたいけどパソコンやネットのスキルがない!という方にもおすすめです。
ライティングスキルをアップするなら、キャリア講座受講も検討を。
④友人・知人から仕事を依頼してもらって働く
最後にご紹介するのは、「友人・知人から仕事を依頼してもらって働く」という方法です。
わたしも「休日バンライフ」をしながらYoutubeに動画をアップし、あちこちのバンライフ・キャンピングカーイベントに参加してバンライファーやYouTuber・関連企業の方と知り合うことがありました。
その関連でメディアサイトからお仕事をいただいたこともあります。
また自分のブログサイトが軌道に乗り、更新が追いつかない、という方も多いので個人的にお仕事をいただけることもあります。
イベントが難しくてもツイッターなどで活動をツイートしていると興味を持ってくださる方が増え、交流する中でお仕事につながることもあります。
その際に大切なのはコミュニケーションスキルと合わせて、「自分はなにをできるか」「どの分野の記事なら書けるのか」を明確に提示できることです。
ただ「仕事をください」といっても具体的にできることを示さなければ仕事は降ってこないというのは、どの仕事においても同じかと思います。
webメディアの乱立によりライター不足の傾向が
ありがたいことにこの2〜3年でWebメディアが激増していていることもあり、どのメディアでもライターが足りてないのが実情です。
コロナウイルスの影響があり、おでかけ系メディアはバンライフ・キャンピングカー以外(海外旅行系メディアなど)で運営が厳しいところもちらほら出てきているようではあります。
しかし、キャンピングカーを含めた屋外活動のできるアウトドア系、レシピや商品紹介などインテリアやフード系の「おうち時間充実」系サイトは、コロナでサイトのPV数(アクセス数)が増えていてライターを増やしたがっています。
単価もびっくりするほど安いところを避ければ、そこまで悪くはないと思いますよ!
納期を守るなど自己管理が必要になってはきますが、好きなときに好きな場所で仕事ができるのでおすすめです。