筆者は箱根で暮らしながら、自宅でカメラマン・webライターとして仕事をしています。
今回は、そんな私の仕事のある日の1日のスケジュールや、仕事を得る・継続していくためのポイントなどをお話ししていきたいと思います。
場所や時間に捉われず働く!「フリーランスwebライター」
「家で仕事できるなんて羨ましい!」「フリーランスってなんかかっこいいよね・・・」「自由な時間が多そう」等々、『フリーランスwebライター』というと、わりと良いイメージを持たれている方が多いように感じています。(筆者も直接言われることがあります)。
ツイッターなどでも、ライターになりたい!自宅で働きたい!という方がたくさんいるようで、「ライター募集」で検索をかけると、募集のツイートにはかなりの数のリプライがついているんですよね。
現在はwebライター不足といわれていたり、「webライター」という仕事が、他の仕事よりもぱっと見で仕事内容がすぐにわかる(文章を書くのが仕事)ということも理由のひとつかもしれません。
「在宅で仕事をしたい」「フリーランスで働きたい」と思ったときに、最初に思いついたのがwebライターだった、という方もたくさんいるようです。
自由に働けるって本当?webライターの仕事内容とスケジューリング
仕事内容がわかりやすく、自由なイメージのあるフリーランスのwebライター。では実際には本当に自由に働くことができるのでしょうか。
仕事自体は、記事に掲載するための写真を撮影してパソコンで加工したり、記事を執筆するのがお仕事。メディアによっては執筆内容や記事テーマを提案する必要もあり、記事テーマの選定や調べ物、納品後の請求書作成・送付までが仕事内容に含まれます。
文字単価や記事単価はピンキリといったところですが、だいたい1文字1〜3円程度で執筆されている方が多いのではないでしょうか。
単価が決まっている以上、1つの記事にかけられる時間もある程度決めておく必要があり、月に何本書くのか、いくつのメディアで執筆するのかにもよって、稼げる金額や仕事する時間がかなり変わってきます。
そのため、月の初めにある程度執筆本数(金額)の目処をたて、時間を割り振ってスケジューリングする必要があるんですよね。
あらかじめ決めていたスケジュールから遅れが出る場合は、夜遅くまで執筆作業、ということもあります。
webライターの1日
筆者の場合は、写真撮影も自分で行なっていることもあり、家の中に自然光が入る午前中には撮影を終わらせておく必要があります。
1日のスケジュールとしては、
9時過ぎ 自分のブログ記事の執筆
10時頃〜 記事用・インスタグラム投稿用の料理作り・盛り付け・撮影
13時頃 撮影した料理でブランチ
14時頃〜 撮影した写真の加工
15時 すこし休憩
17時頃〜 記事執筆
19時半 夕食
20時半 残りの記事執筆作業
22時 終業
といった感じです。まとめて撮影をして、朝からずっと記事執筆のみをしている日もあります。
見ていただいたとおり、自由と言えばもちろん自由なのですが、執筆作業に遅れがでれば、当然24時頃まで執筆作業が続くこととなり、いかにスケジュール通りに仕事を進められるのかが肝となります。
反対に、このスケージュールに沿って仕事が進められたり、予定より早く仕事が進んでいる場合はスケジュールに余裕がでてきます。
作業場所としてはネット環境があれば執筆作業が可能となるため、自宅でなくカフェや車内などでも可能。撮影さえ終わっていれば、「時間と場所に捉われない」が実現する、といった感じです。
webライターになりたい!すぐなれる?
webライター、思ったよりも大変そうだけどやってみたい!やっぱり自宅で働くのは憧れる・・・。となった場合は、まず自分でブログを書きながら、あちこちのライター募集をしているメディアに応募していくのが良いと思います。
中には詐欺まがいのもの(ライターになるためにお金を払って教材を買う等)もあるため注意が必要ですが、よく目にする大きいメディアであれば、会社もしっかりしており問題ないと思います。
主要メディアであれば単価もそれほど安くないので、採用さえされれば、最初から月に数万円単位で稼ぐことができると思います。
でもwebライターって、ブログやYoutube・インスタグラムなどのSNSと一緒で、ある程度稼げるようになるまでは若干時間がかかるんですよね。大半の方が月に数万円稼げるようになる前にやめてしまっている印象が強いです。
私は自分で仕事量を調整しながら、ライター業のみで月に10〜15万円程度(カメラマンの仕事もあるため、無理がないよう調整しています)稼いでいますが、1人で毎日パソコンに向かい記事を書いたり、記事用に料理を作って盛り付けて撮影をして・・・、とやることはかなり多く、スケジュール管理が大変です。
またネットやパソコンの知識もある程度必要ですから、パソコンがまったくダメ、ネットに疎いという場合は当然勉強が必要です。スマホ単体で記事を書けるサイトは無いため、最低でもタブレット端末がなければ仕事自体が不可能なんですよね。
ネットやパソコンの知識が多少あり、スケジュールや自己管理が得意!文章を書くことも好き、という方はライターに向いています。
スケジュールを組むことを面倒がらず毎月・毎日の予定どおり仕事をすすめていくことで、すこしずつ執筆メディアも増え、フリーランスのwebライターとして継続して仕事をしていくことができるようになっていくんですよね。
まずはブログを立ち上げ、毎日コツコツ更新をするところからスタートしてみてはいかがでしょうか。