観光地移住

都会育ちのわたしが移住地に求める「6つの譲れないポイント」

移住先画像
夫婦で旅行に訪れた際「ここに住みたい!」となり、箱根に移住してきて5年弱。この1年ほどは次の移住先を求めて、さまざまな土地を旅してきました。

もともと自然の多い場所で暮らしたいという希望はあったものの、都会出身の私には徒歩圏内にコンビニもスーパーもカフェもない「田舎らしい田舎」で暮らすのは難しいのでは・・・?という懸念がありました。

「観光地なら自然に囲まれながら利便性も追求して暮らせるのでは」と箱根で暮らし始めたわけですが、箱根での暮らしが思いのほか快適だったこともあり、「観光地ならもっと山深い土地で暮らしていけるのでは?」と考えたのが新しい移住先を探し始めた理由です。

この記事ではそんな「都会生まれ都会育ち」の私が移住先探しをどんな風にしているのか、また移住先を決める上でのいくつかの「譲れないポイント」などをご紹介していきます。

「休日バンライフ」しながら移住先探しの旅

休日バンライフ

車中泊・バンライフ仕様にカスタマイズした我が家のバンや、格安ホテルに滞在しながらの移住先探し。

普段のおでかけは思いつきで「あそこに行ってみたい!」と当日出発することが多いのですが、その思いつきで「行きたい」と思った場所や「車で行ける距離だけどまだ行ったことがない」場所が、今回の移住先の候補地になっていました。

移住先での滞在は平均すると2〜3日程度が多く、本格的に「ここが良いかも」となるまでは長期間の滞在はあまりしていません。

時には移動時間に10時間以上を割き、滞在は5〜6時間程度といったかなり時間的余裕のないおでかけもありました。

そんな「弾丸短時間の旅」をしながらも「この土地は移住地としてどうなのか?」ということを考えながら、現地を散策することを大切にしていました。

滞在中は観光&地元スーパーなどをめぐる旅を

山中湖

私たちが訪れた移住地候補のほとんどが「観光地」であったため、滞在中は観光名所を巡ったり、観光客向けのレストランやカフェに立ち寄ることが多くありました。

観光で訪れる方たちと違う点は、現地での生活を想定して「住めそうな住宅(別荘含む)のある場所、物件」「現地のスーパー・コンビニの場所や品揃え」などもチェックしていたことでしょうか。

観光旅行と実際の暮らしが違うのは当然です。現在住んでいる箱根に移住をする際にも「自然豊かで賑やかな観光地に身を置くことと利便性の関係」をしっかりと考え、いろいろ想定をして移住をしています。

移住地に求めるポイントとは

私たち夫婦が移住先候補地を選ぶ際に「どうしても譲れないポイント」として押さえていた点を、以下で6つほどご紹介していきます。

参考までにぜひチェックしてみてください。

①観光地であること

観光地

移住地を決める上で1番譲れなかったポイントが「観光地であること」です。

夫は田舎生まれ田舎育ちですが、その夫から「嫁ちゃんは完全な田舎暮らしは無理だと思う」と言われていました。

自分でもコンビニにいくのすら車で30分以上かかるような、完全な田舎で暮らすのは無理だろうな、と考えています。

でもできれば自然豊かな場所で暮らしたい。そんな都会育ちの私のわがままを叶えてくれる土地が「観光地」なのです。

観光地であれば、観光客向けの商業施設やちょっとおしゃれなカフェ・レストラン、ベーカリー、ホテルなどが揃っています。別荘地やリゾートマンションも多いことから、別荘族や地元の方が利用するコンビニやスーパーなどが数多くある印象です(場所によりますが)。

そして観光地の中でも自然豊かな場所を選べば、空気がよく絶景に囲まれた場所で静かな暮らしを実現することができます。

都会的な場所へ車で30〜40分程度で出ることができれば、自然豊かな場所での暮らしと都会的な暮らしの両方を楽しむことが可能になるのです。

現在箱根でも町内にはおしゃれなカフェやベーカリーがあり、車で30分ほど走れば小田原や御殿場に買い物に出ることができています。

現在と変わらない環境であれば、不便なく楽しく暮らせるのでは、と考えています。

②「海」よりも「山」!

ワーケーション

暑がり・汗っかきの私たち夫婦。標高が高く涼しくて過ごしやすいことから、移住先には山の近くや山の中を想定しています。

海の近くは温暖な場所が多く、冬場でもそれほど寒くならなかったり、雪が降らないといった利点はありますし、魚介類が大好きな私たちですから食料の観点からも「海の近くもいいよね」という風に考えた時期もありました。

しかしやはり暑さには勝てない・・・。温かい土地ということは私の大嫌いな害虫が発生する心配もあり、観光地であっても海の近くは除外しています。

もちろん山にも虫はたくさん発生しますが、私がどうしてもダメなのはGなので・・・。他の虫も実は苦手ですが、Gでなければなんとか耐えられ・・・ると思います(笑)。

海と違い、山は冬の寒さが厳しく、水道の凍結や雪の心配をしなければなりません。

現在(標高は低めですが)箱根の小涌谷付近に住んでいることもあり、毎年冬は車のタイヤをスタッドレスには履きかえたり、突然の雪に対応したり、寒さ対策をしながら生活することに慣れているというのが、移住先に山を選ぶことを容易にしてくれているかもしれません。

③商業施設まで車で30〜40分程度で行けること

田舎暮らしではスーパーやコンビニに徒歩で行ける、というのはほぼ無理なので完全に諦めています。

そのかわり、車に乗って15分でコンビニ、30〜40分程度でスーパーやホームセンター、観光客向けの商業施設などがある場所へ出られることを必須条件としています。

都会育ちの筆者は完全な「コンビニすらない」田舎での暮らしはやはり厳しく、できればちょっとおしゃれなカフェやレストラン、アウトレットかショッピングモールまですぐに行けるというのが希望でした。

そういう意味でも、おしゃれなカフェやレストランが多い「観光地」が理想的だったりするのです。

④別荘地orリゾートマンションがあること

4つめのポイントは別荘地やリゾートマンションがあること。私たち夫婦は現在箱根でも、リゾートマンションで生活しています。

別荘地やリゾートマンションに住む利点として「オンシーズン以外は人がおらずとても静か」ということと「地域のコミュニティに属さなくても良い」といった点があげられます。

移住した後「現地の方たちと深い交流がしたい」という方にはおすすめできませんが、私たち夫婦にはそういう想いはあまりありません。できれば周辺には人が住んでいないくらいがちょうど良く、自治会などにも属したくないと考えています。

別荘地での生活であれば、移住の話でよく聞く「地域のコミュニティにうまく馴染めなくて移住失敗」なんてことになる可能性は低く、これはかなりの利点です。

そんな理由から、別荘地やリゾートマンションは私たち夫婦には最適なのです。別荘地は、地方に移住しながら都会的な暮らし・人との付き合い方を実現できる場所かもしれません。

⑤自宅周辺は自然豊かで静かであること

デッキ

観光地であれば、ゴールデンウイークや夏休み・年末年始などの「オンシーズン」と呼ばれる時期は観光客でごった返します。

現在住んでいる箱根は、特に「1年中オンシーズン」といわれるくらい、いつも人で賑わっている印象です(この1年はコロナの影響で閑散としていることもありますが)。

そんな箱根の中でも私の住んでいるマンションはメインの道路から少し離れており、自宅周辺はとても静か。遠くから登山鉄道の踏切の音が少し聞こえてくるくらいです。

リゾートマンションなのでオンシーズンはマンション自体の人の出入りは多くなりますが、それでも観光客の多い湯本あたりや街中で暮らすよりはかなり静かだと思います。

いまと同じように、観光地ではあるものの周辺に静かに暮らせる別荘地やリゾートマンションがある土地が理想です。

⑥温泉が近くにあること

温泉

私たち夫婦は温泉が大好き!現在まで旅をしながら温泉地に滞在し日帰り温泉を利用したり、温泉のあるホテルに宿泊したりと温泉を楽しんできました。

また現在住んでいる箱根のマンションもお風呂の蛇口をひねると温泉が出てくるようになっており、毎日温泉に浸かることができています。

温泉好きにはたまらない、とても贅沢な生活ですよね。

なので次の移住地でも、近くに日帰り温泉施設がある場所や温泉のある観光地・またはその近隣を希望しています。

移住に求めることはひとそれぞれ

今回は私たち夫婦が移住先を決める際の「譲れないポイント」をご紹介してきましたが、もちろん人によってそのポイントは違ってきます。

山よりも海が近い方が良い人もいるでしょうし、その土地に暮らしている方との交流がしたい方には、別荘地以外の土地の方が良いと思います。

今回紹介したポイントは、あくまで「都会育ちの筆者(私)が求めている、移住先の譲れないポイント」です。

地方に移住を考えている方は、自分が移住後にどんな風に暮らしていきたいのかを考慮しつつ、押さえたいポイントを事前にいくつかピックアップしてみると、理想の土地がみつかるかもしれません。

自分の暮らしですから、そのポイントが人によってはわがままと捉えられるようなことでも良いと思います。ですが当然ながら、譲れないポイントは数少ない方が移住先の候補地は多くなり、選択肢は増えます。

地方移住を考えている方・二拠点生活を希望している方は、候補地を決める際に「移住先に求めるポイント」をひとつずつ書き出してみることからスタートしてみてはいかがでしょうか。